医療費のお知らせ
オリックスグループ健康保険組合では、『医療費のお知らせ』と『支給決定通知書』を「WEB医療費通知」内で通知しています。
ご自宅からも閲覧できますので、ご家族皆さまでご活用ください。 WEB医療費通知マニュアル
オリックスグループ健康保険組合発行の通知書類
通知の種類 | 主な内容 | 通知対象 |
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医療費のお知らせ | 1年間に家族全員がどれだけ医療費を使ったか、理解できるようになっています。 | 医療機関等で保険診療を受けた人 |
減額査定について | 減額査定された医療費のお知らせは、レセプトの審査支払機関(支払基金)で減額査定が行なわれた結果、受診された方の医療機関等での窓口負担額に、1万円以上の過払いが生じている可能性が判明した場合に通知いたします。 | 対象となる方は非常に少ない通知です |
給付金支給決定通知書 | オリックスグループ健康保険組合が給付する一部負担還元金、家族療養付加金などの支給額と給付対象となった医療費がわかるようになっています。また、医療費控除の申告をする際の給付額の証明にも利用できます。
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医療機関等で保険診療を受けた人のうち、給付金の支給がある人 |
医療費のお知らせ
『医療費のお知らせ』は、家族全員の受診歴が確認できるもので、個々の医療費や年間医療費総額を理解していただくことを目的にしています。
皆さまが病気やケガで健康保険で診療を受け医療機関などの窓口で自己負担した医療費は実際にかかった医療費総額の一部です。自己負担以外の医療費はオリックスグループ健康保険組合が医療機関などへ支払っていますが、その医療費は皆さまや会社が負担した保険料によって賄われています。
貴重な保険料を有効に使うためにも一人一人が医療費に対するコスト意識を持ち、適正受診や健康管理を心がけていただきたいと思っています。
毎月20日にそれまでに確定した医療費を通知(原則として保険診療を受けた月の3ヵ月後に通知)していますので、ぜひご家族皆さまでご覧になり、医療費への理解を深めていただく一つの機会になればと思っています。
減額査定とは
支払基金は、医療機関などから提出されたレセプトの記載内容の誤りや、病名に対する診療内容が適正であるかを審査し、その内容に誤りがあった場合には訂正(減額)し、健康保険組合へ医療費の請求を行います。
これを、減額査定と言います。
「減額査定された医療費のお知らせ」とは
健康保険組合への請求は減額査定後の額ですが、受診された方の自己負担額は多く支払ったままです。 減額が一定の基準を超えた(厚生労働省が示す基準『窓口での自己負担額に対し1万円以上の減額が判明したとき』)場合、毎月の医療費通知にて表示し、お知らせしております。
医療費通知で減額査定を確認したら
減額査定の対象となる方には、医療費通知明細内に「*」を表示いたします。
減額査定の表示がある場合、医療機関に対して直接申し出ることにより、過払い相当額が返還される場合があります。
この返還請求を行う場合は、被保険者やご家族が医療機関に対し、直接申し出ることが必要です。
ただし、医療機関から支払基金に対して減額査定された診療に対する再審査などの申し出が行われた場合には、過払い金が直ちに返還されないこともあります。また、減額査定の対象となった診療であっても、再審査で正当な医療行為であると査定された場合など、過払い相当額が必ず返還されるものでもありません。
給付金支給決定通知書
『給付金支給決定通知書』は、以下の給付金を受ける方に通知されます。
- 一部負担還元金
- 家族療養付加金
- 高額療養費(本人・家族・合算)
- 合算高額療養付加金
- 訪問看護療養付加金(本人・家族)
- 現金給付(出産育児一時金・傷病手当金等)
原則として保険診療を受けた月の3ヵ月後の20日に通知されます。
給付金は、原則として通知があった月に給与と一緒に支払うようになっています。支払方法はお勤めの会社によって異なりますので、詳しくは事業所の健保事務担当者へお問い合わせください。
また、この通知書は、医療費控除の申告をする際の給付額の証明にも利用できますので、必要な方は印刷して申告書に添付してください。